- これからライターとして活動するけど、低単価案件で消耗したくない
- Webライターをスタートさせたけど上手く収入が増えない
- 低単価案件で収入がアップせず苦しんでいる
この記事ではこのような悩みに応えるべく、
低単価案件の相場や特徴から脱却方法まで解説しています。
低単価案件の特徴やデメリット
低単価でも受けても良い案件
低単価案件から脱却し、最速で稼げるライターになる方法

私は未経験・無資格から副業ライターとして月10万円の収益を得ることに成功しています。
クラウドソーシング実績なしでいきなり文字単価1円以上の案件を獲得した経験があります。
本記事を読めば、低単価で消耗しないライターになる方法がわかります。
低単価案件で苦しみたくないor低単価案件から脱却したいライターさんは、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【2021年最新】ライターの低単価案件はいくら?相場を解説

初心者ライターさんの関心が高い「低単価案件」と2021年の最新の「ライター相場」に関して解説します。
1. ライターの低単価案件とは
ライターの案件を受けたり、リサーチしたりする中で「あれ、ひょっとしてこの単価は安い??」と疑問に思うことがあります。
実際に自分が受けている「単価」が、どの程度の位置にいるのか気になっている人も多いはず。
所謂「低単価案件」というのはどのラインになるのでしょうか。
人によって基準や考え方が違うため、正確な答えはありませんが、
私は低単価案件について「0.9円以下」と認識しています。
理由としては、
- クラウドワークスの発注相場が1文字1円である
- 実績のない初心者でも受けられる案件は、文字単価0.9円以下に多い
- SNS上で文字単価0.9円以下は安いという考え方が広がっている
などが挙げられるからです。
2. 【2021年最新】ライターの相場に関して
文字単価0.5~10円まで幅広く受けことのある私のイメージですが、ライターの相場感は下記となります。
文字単価0.9円以下:初心者向け
文字単価1.0~1.9円:SEOの基礎知識を覚えた人向け
文字単価2.0~2.9円:構成~執筆まで一括して受けられる人向け
文字単価3.0~4.9円:専門知識をもった人向け
文字単価5.0円以上:スキル・発信力・人脈をもった人
正直に言うと相場はあってないようなものです。
なぜなら、クライアントやジャンルによって予算や求められるスキルが違うからです。
文字単価1円のライターと文字単価5円のライターでもスキルはほとんど同じだったりします。
ただし、高い文字単価の案件は、
- SNSやクラウドソーシング上でブランディングがうまい
- 信頼関係を築くのが上手
- コミュニケーション力が高い
などのライター以外のスキルが求められます。ライティングスキルをある程度まで見につけたら、
コミュニケーション力やヒアリング力などの「ビジネスマン」としてのスキルが必要です。
もちろん、「どのくらいの単価が良いか」という基準は人それぞれだと思います。
ここで重要なことは、年々「低単価案件の比率」が増えているということです。
現在、不況や先行きの見えない情勢のなかで、副業市場が盛り上がり見せています。
副業の中でも「比較的初心者が参入しやすいWebライター」をスタートさせる人がどんどん増えており、
ライターの数>案件数
のような構図となっています。供給が需要を上回っていると、単価は必然的に下がりますよね。
発注側は「低価格に設定してもライターからの応募が多いし、このままたくさん依頼しちゃえ!」となるわけです。
文字単価0.9円以下:176件
文字単価1円〜1.9円 :108件
文字単価2円〜2.9円 :24件
文字単価3円〜3.9円 :13件
文字単価5円〜 :9件
Lancersのライティング案件の半数が0.9円以下で占められています。しかも0.5円程度の案件でも応募が殺到している状況です。
案件の価格が全体的に下がっているため、実力のあるライターも文字単価1~1.9円の案件に群がるような傾向も見られます。
しかしながら一方で「ライターが足りない」という声を発注者側から聞きます。
どうしてこんな声があがるのでしょうか?
これは「発注者側が本当にほしいスキルをもったライター」が不足しているためです。
ライターの数は増えていますが、発注者側が求めるライターの数は一向に増えていません。
むしろ、優秀なライターはディレクターやマーケターになったりするので減っています。
発注者側からしたら「優秀なライター」は手放したくないもの。他の発注者のもとへ行かないように単価をあげて囲い込みを行います。
結果、売れっ子ライターに高単価の仕事が集中するといった格差が生まれています。
そのため、多くの収入を得るために、いち早く売れっ子ライターになる必要があります。
「低単価案件でスキルアップ&実績獲得」は正しい?

- まずは低単価案件でスキルアップしよう
- 実績獲得のために低単価案件をうけよう
などの声を耳にしますが、本当にそうでしょうか。
結論から言うとおすすめしません。
なぜなら低単価案件はさまざまなデメリット(後述します)があるからです。
低単価案件を受けると、いつまでたっても収益が増えず、ライター自身が消耗してしまいます。最悪の場合ライターとしての活動をやめてしまう可能性があります。
低単価案件を受けてはいけない3つの理由

低単価案件を受けてはいけない3つの理由を解説します。
理由①単価交渉の難易度が高い
文字単価が低い案件は「単価交渉が成功しにくい」傾向にあります。
低文字単価で仕事募集をかけるクライアントは、カツカツの予算の中でプロジェクトをやりくりする必要があるからです。
優秀なライターを集めるためには、文字単価を上げれば良いというのはクライアントも分かっています。
しかし会社や顧客から与えられた予算に収まるように、低単価で募集をかけているのです。
たとえ信頼関係を築いても、単価アップの余地がまったくない場合が多く、交渉が通りません。
結果、収入がいつまでたっても上がらない負のスパイラルに陥ってしまいます。
単価交渉を交渉させる方法に関しては、下記記事で詳しく解説しています。あわせて確認してみてくださいね。

理由②理不尽な目にあいやすい
これは私の主観が入るのであくまで参考程度にしてほしいのですが、低単価で募集をかけている案件は理不尽な目に合いやすいです。
・契約前に話していた内容と違う業務までおしつけられた
・異常な回数の修正を強制させられた
・記事の品質に関していちゃもんをつけられた
・お金を支払わずに逃げられた
などの声をよく聞きます。私も過去に同様の経験をうけたことありです…汗
(最後は論外ですが…)
ビジネスは価値と価値の交換であり、対等な関係で行うものです。
これが分かっていない発注者は、ライターを安く買い叩こうとする「低単価案件」に多いのです。
逆に文字単価2円以上の案件はこのような理不尽なことがなく、ライターを信頼して仕事を任せてくれるクライアントが多かったりします。
理由③クライアントからの指導が少ない(スキルが伸びにくい)
低単価案件は、今後のライティングに役に立つフィードバックが少ないです。
「まずは低単価案件でスキルをつける」という声をよく聞きますが、これは期待できません。
低単価で発注するクライアントは、記事の品質にこだわっていない場合がほとんど。そもそも記事の品質を高めたいのであれば、高単価で依頼しますよね。
また、仮に修正をくれる場合でもSEOやセールスライティングのような実用的なスキルではなく、文言や言い回しの指摘(しかもめちゃくちゃ細かったりする)がほとんどです。
多少はスキルが伸びるかもしれませんが、そのようなスキルはライティング商材や本で学ぶことが可能です。
低単価案件は消耗しやすいため、スキルを見つける前に、仕事自体が嫌になってライターを辞めてしまうかもしれません。
低単価でも受けて良い案件の3つの特徴

ここまで「低単価案件は受けるな」と解説してきましたが、
それでは「いつまでたっても初案件を獲得できないじゃん!」と思ったライターさんもいると思います。
実は低単価案件でも「将来的に高文字単価案件を獲得につながる案件」である場合は受けても良いです。
ここからは受けても良い低単価案件の特徴を3つ紹介します。すごく大切な部分なのでしっかり頭に入れて欲しいです。
1. 実績提示可能な案件
文字単価1円以上の案件で掲示するための実績になる場合は、低単価案件でもOKです。
文字単価1円以上の案件にエントリーする際に、ほぼ必ず「実績を提示してください」と言われます。
ここで実績を提示することができないと、いつまでたっても低単価案件から脱却できません。
そのため、実績として提示できる案件であれば、受けても良いでしょう。
2. 自分が狙いたい分野の案件
自分が専門性を身に着けたい分野の記事である場合は、低単価でも受けてみましょう。
専門性のあるライターは希少価値が高く、単価があがりやすいためです。収入アップが見込めます。
自分が好きなジャンルや良く知っている分野である場合は、受けてもよいでしょう。
3. 文字単価が高いジャンルの案件
案件自体は低単価だが、ジャンル全体では文字単価が高いというのもOKです。
文字単価が高いジャンルは、金融や医療、ビジネスなど。利益や売上が高い分野は文字単価が高い傾向にあります。
その分野の実績や経験がつくのであれば、将来的に文字単価の案件に応募する際に、役に立つ可能性があります。
ただし、この条件があてはまる案件は、そもそも文字単価1円以上の案件であることが多いです…汗
上記の点にあてはまる低単価案件は珍しいため、見逃さないように日頃案件をチェックする癖をつけましょう。
【最速!】文字単価1円以上の案件を獲得する5つの方法

ここからは低単価からの脱出を最速で行うために、文字単価1円以上の案件を獲得する具体的な方法を5つ分けて解説します。
私自身が実際に行った方法ですので再現度が高いです。ぜひ実践してみてくださいね。
1. 専門分野を作る
低単価ライターは「専門性をもつ」ことを意識しましょう。
上述しましたが、専門性のあるライターは希少価値が高く、単価があがりやすいです。
まずは「自分が興味のあるジャンル」か「文字単価の高いジャンル」に絞り、実績を積むことを意識しましょう。

なにも興味がないという人には、私が経験した食に特化したライター「フードライター」がおすすめです!
- 食費が浮く
- とっつきやすい分野のため、難易度が低い
という特徴があるので、おすすめです。
下記記事を参考にしてみてくださいね。


2. 記名記事を獲得する
実績として活用できる「記名記事」を獲得を目指しましょう。
文字単価1円以上の案件のほとんどが「いままで執筆した記事の実績を提示してください」と言われます。
初心者ライターの場合、提示できる実績がないため、エントリーすらできないということが発生します。
私自身もライター経験が未経験の際に、一番最初はクラウドソーシングではなく、記名記事が入手できる地域のローカルメディアのライターになり、実績を入手しました。



単価は安かったですが、何件か記名記事を入手することで
クラウドソーシングででいきなり文字単価1円以上の案件を手に入れることができました。
3. SNSを活用する
ライターは必ずSNS(特にTwitter)アカウントを開設しましょう。
SNSで発信していること自体がクライアントからすれば1つの判断材料になるのです。
例えば書いた記事をTwitterで拡散しますよ~というのはメリットになる場合があります。



私自身も食メディアに案件に応募する際に「インスタグラムのストーリーで記事を拡散します」と提案しました。
すると提案が通っただけでなく、私の実績として開示できるようになりました。
それにSNSでは、ディレクターがライターを募集していることが多いです。うまくいけば、クラウドソーシングを通さない、直接案件を手に入れられますよ。
4. オフラインでつながる
オンラインではなく、オフラインの場でつながる方法もおすすめです。
これはなにもライターだけに限った話ではありませんが、依頼者に直接会うと、一気に親密な関係を築けるため、案件の獲得につながりやすいです。
依頼者とオフラインでつながるためには、オンラインサロンが開催するセミナーやディレクターが開催する交流会に参加すると良いでしょう。



私自身もTwitterで知り合ったディレクターさんとオフラインで交流する機会があり、そこから文字単価10円の案件を頂いたことがあります。
5. ライティングスキルをあげる
文字単価1円以上の案件を獲得するためには、Web記事を執筆する際に必要なライティングスキルを見に着ける必要があります。
私のライティング本とライティング教材で購入する方法です。
おすすめのライティング本に関しては下記記事でまとめていますので、参考にしてみてください。
coming soon…
ライティング教材に関しては「WritingHacks」がおすすめです。


受講方法 | オンライン/質問応答 |
料金 | 69,800円(税込)※買い切り |
受講形態 | 動画コンテンツ(全77本) |
期間 | 無制限(質問し放題) |
公式サイト | WritingHacks |
「WritingHacks」は仕事が取れるWebライターを養成するオンライン型の講座です。
Webライターとして必要なライティングスキルを基礎から学び、仕事の取り方や単価交渉の仕方まで、幅広く学習できます。
僕自身も商材を購入しています。
✅ライティングスキル、SEO対策から営業方法などを学べる
✅買い切り型の追加料金なしで、無制限質問対応サポートがついてくること
✅動画講義のため、会社への通勤中にも学習できる
これが購入の決め手となりました。



受講後、
月間PV数8000万以上の大手食メディア「macaroni」さんの外部ライターとしての採用
習得したSEO知識をもとに、ディレクターさんから文字単価3円の案件を獲得
などど結果につながっています!
結果、ライターをスタートさせたときに掲げていたゴール「副業月収5万円」を達成しました。
「WritingHacks」に関しては下記記事で詳細に紹介しているので、参考にしてみてください。
coming soon…
まとめ:低単価から脱却し、稼げるライターになろう
Webライターの相場は、供給過多の影響で低単価案件がますます増えています。
その中でライターによる格差が生じています。売れっ子ライターに高単価の仕事が、低単価の案件を他ライターで奪い合うという現象がおきています。
低単価ライターのままではいつまでたっても稼ぐことができませんので、まずは低単価から脱却することを目指しましょう。
最短で低単価ライターから脱却するには
- 専門分野をつくる
- 記名記事を獲得する
- SNSを利用する
- オフラインで経営者とつながる
- ライティングスキルを身に着ける
ことが必要です。



稼げるライターめざして、今回紹介した方法を試してみてくださいね!
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